投資もゴルフも、大事な場面での決断は、自分一人だけでするほうが、結果が良いことが多いです。
「決断は自分だけでする。」これが大事です。
どうしても相談したい時は、鏡の中の自分にするのです。
実は投資では、どんなに優秀な人たちが集まって相談しても、
最善の結果になることはありません。
どちらかと言うと、ありきたりの意見で、つまらないものになるだけです。
例えば、テレビの経済ニュースでのことです。
ある投資会社で、朝のミーティングをしているシーンがありました。
会社役員や優秀なファンドマネジャー達が、
今日の相場の予想をしていたのですが・・・
素人でも言えそうな意見、予測ばかりなのですw
それに反対の意見がまったく出てこない。
多分、逆の予想を言いたくても、同僚の目が気になるのでしょうね。
「もし予想が外れたら?」と必要以上に慎重になるのかも知れません。
責任を取りたくないし、社内での立場もあるのでしょう。
会議では場の空気があるので、思い切った意見が言えないものです。
普通は偉い人に同調した意見しか出てきませんよね。
だから大勢で相談して決めると、思い切った決断が出来ないのです。
投資だけでなく、ビジネスの世界でも似たような現象が起こります。
大勢での企画会議なんか無駄ですw
少数精鋭、または一人で考えたアイデアのほうが斬新なことが多いはず。
自分で決断したほうが良いのは、ゴルフでも同じです。
ゴルフのルールでは、唯一キャディーさんだけには、アドバイス(助言)を求めることができます。
同伴競技者にアドバイスを求めるのは、ゴルフルールに違反します。
優秀なキャディーさんの意見は、とても参考になります。
ティーショットでの狙いどころなどのコース戦略や、
クラブの番手、風向き、グリーン上でのラインなど、いろいろ教えてくれます。
知っているのと知らないのとでは、スコアに直接影響する情報ばかりです。
キャディーさんは、ゴルファーの唯一の味方です。
ただし、最後はやはり、ゴルファーが自分自身で決断する必要があります。
風やライン読みなど、キャディーさんと意見が違った時に、
疑心暗鬼のままでプレーすると、ショットが乱れます。
当然、良い結果にはならないのです。
自分の読みを信じて打つ方が、ナイスショットできる確率が高いはず。
だから投資もゴルフも、最後は自分自身で決断することが重要です。