ルーティンとは、簡単に説明すると、「成功するための準備」のことです。
スポーツのプレーではもちろん、必要なのは投資でも同じなんです。
スポーツ界では、もはや常識となっているルーティン。
ゴルフでは、プロゴルファーがショットの前に行うシーンがおなじみですよね。
軽く素振りをして、目標を決め、アドレスして・・・というような決まった手順。
他のスポーツでもルーティンが注目されています。
2015年はラグビー日本代表、五郎丸歩選手のルーティンが話題となりました。
プレースキックの前の五郎丸ポーズが、日本中でブームでしたw
小さな子供から大人まで、多くの人が真似していましたね。
2016年は、大相撲で日本出身力士として10年ぶりの優勝をした大関・琴奨菊が、
取組直前に上体を大きく反らし、大量の塩を左手でまくルーティンが注目されました。
なんでも「琴バウアー」と言うらしいです。
それだけでなく、優勝インタビューで琴奨菊関は、
「朝からルーティンをしている」と笑いをとっていました。
冗談ではなく、それくらいルーティンは、結果を出すためには重要な事なのです。
では投資でのルーティンはどうでしょうか。
成功している、結果を出している投資家というのは、
実際に投資するまでに、自分なりのルーティンがあるものです。
例えば、株式投資では、銘柄のスクリーニングもルーティンにあたるでしょうね。
ニュースをチェックし、日経平均や先物など、市場の大きな流れを掴み、
それから個別株のファンダメンタルズ分析や、テクニカル分析などを行います。
そして得意なチャートの形になっているか確認するなど、
投資家ごとに何らかのこだわりがあるはずです。
このように、投資するまでには、一連の手順があり、
「今だ!」と思った時に、投資するわけです。
また、24時間取引できるFXでも、時間を決めて投資したほうが、
結果が良くなると言われています。
投資家それぞれに、得意な時間帯があるものです。
1日の中には、相場が動きやすい時間帯があります。
これは株式市場も同じ。
むやみに投資せずに、
チャートの形と時間帯を決めることで、勝率を挙げているのです。
以上が投資でのルーティンと言えるでしょう。